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ようこそアルゼンチン観光へ ! / Welcome to Argentine Kanko!

観光列車
(TRENES TURISTICOS DE LA ARGENTINA)

アルゼンチンの車窓から

ここをクリックしてください。   TREN DE LA COSTA - ブエノスアイレス湾岸列車」

1995 年から運行とまだ新しいこの列車は、ブエノスアイレス郊外の閑静な住宅地をゆったりと走り抜ける。

都会から水と緑のオアシスへ ブエノスアイレス電車 (TBA) バルトロメ・ミトレ駅がこの湾岸列車の出発地点のマイプ駅に隣接している。ボルヘス駅、リベルタドール駅を過ぎるころ、進行方向右手にラ・プラタ川が視界に入ってくる。それと同じ頃、左手には高級&高層マンションが建ち並んでいるのが見える。この辺りは週末にはアンティークマーケットやローラースケートの出来る遊歩道などに家族連れが集まり、憩いの時を過ごす。
この行程の中で一番大きなサン・イシドロ駅に着くと、そこは大きなショッピングモールとバラエティーにとんだ飲食街と最新映画館などが充実している。
マリーンスポーツやヨットハーバーなどが川沿いの風景をより一層ひきたてている。
デルタ駅はこの列車の終着地点であり、様々なアミューズメント施設と遊覧クルーズの出発地点でもある。 Parque de la Costa という遊園地は定番のアトラクション施設に加えてスタントショーやサーカスもある。

ティグレ
ここはコーヒー牛乳色のパラナ川が入り組むデルタ地帯で、ブエノスアイレス周辺に住む人々の水と緑豊かなオアシス的存在。穏やかな水面ぎりぎりに浮かぶ小島には別荘やレストランが建っている。船の甲板で風を頬に受けながら、レガッタやカヤックを楽しむ人々とのんびり行き交う。
 (列車データ)
収容人数: 200
平均速度:時速 35km
距離: 15.4km
所要時間:約 30
停車駅:全 11駅、Maipú(オリボス), Borges, Libertador, Anchorena, Barrancas, San Isidro, Punta Chica, Marina Nueva, San Fernando, Canal, Delta (ティグレ)毎日、ほぼ 10 分おきに運行

ここをクリックしてください。   イグアスの滝国立公園(ミシオネス州

悪魔の喉笛往き列車 Paseo por la Garganta del Diablo

ここ、イグアス国立公園は生きた動植物図鑑!
貴重な自然の宝庫であるエコロジーパークを、自然環境に優しい低ガス燃料で走る列車は定員約 120150 人、時速 20 キロ以下でイグアスの滝最大の見所「悪魔の喉笛」の遊歩道のスタート地点へと結んでいる。全行程、往復で 2.5km の道のり。

列車はビジターセンターのある Estación Central(新情報センター駅)から出発。このセンターでは公園内の自然生態系についての解説と、その環境保護活動について知ることが出来る。他にも環境学習のための野外劇場、レストラン、休憩所が隣接している。列車は途中上下 2種類の遊歩道コースのあるEstación Circuitos(サーキット駅)を経由し、 Estación Garganta del Diablo(悪魔の喉笛駅)へ到着。そこからは新展望台のある場所まで川の上の歩道を往復約 2Km. 歩く。

列車完成前はバスでさらに上流のプエルト・カノアまで移動し、ボートで展望台まで渡っていた。一歩一歩進むにつれ水が巨大な塊となって滑り落ちる轟音が徐々に迫ってくると、恐怖と期待はいっそう高まる。実際、目の当たりにする悪魔の喉笛はどんな想像をも上回るはず!

上下遊歩道からの滝見物
趣の異なった 2 種類の遊歩道コース。野生動物の行き来を妨げないための配慮から、地面から 50cm ほどの高さに設けられている。上のコースには滝の落下部分と同じ高さで楽しめる 6 つのゆったりとした展望台がある。下のコースはボートでサンマルティン島へ渡ることが出来る。水煙をあげる滝を前にびしょ濡れは必須。ここは水の持つ不思議な威力を、五感の全てを砥ぎ澄まして体一杯受け止めてみたい。

ここをクリックしてください。   雲の上とパンパそして世界最果てをはしる列車たち(その 1)

SALTA(サルタ)-「雲の上の列車」
サルタはアルゼンチンの首都ブエノスアレイスから北へ 1,452km。チリ、ボリビア、パラグアイの 3 国と国境を接しており、ボリビアの首都ラ・パスの方が近いなどひと味違ったアルゼンチンの素顔がみられる。州の 3分の2近くが PUNA と呼ばれる高山地帯である。

観光列車ツアー
列車はシーズン中( 4 - 1 1月)の各土曜日出発。7月はアルゼンチン(及び多くの南米諸国)が冬休みのため、運行回数は3倍以上になります。
*ただし1日に何度も雨の降る雨季の 1 2 月は通常の半分の行程。オプショナルでトレッキングツアーもある。
全行程: 217km(往復434km
出発:サルタのFerrocarril General Belgrano 駅(標高 1,187m地点) 7: 05AM  
   (折り返し地点) La Polvorilla 鉄橋標高 4,220km 14:15 - 14:45PM
帰路:Los Andes de los Cobres 駅停車: 15:15 - 15:45PM
到着:サルタ 22:00PM
トータル 21駅、 29 橋、 21トンネル、 13 鉄橋、 2 ループ (回転)、2ジグザグ(スイッチバック)
(主な車内サービス)
食堂車: 11,12,13,15 時と 4 交代で食事ができ、車内販売もある。ただし標高 2,500m 以上では高山病の恐れがある(頭痛や眠気)ため、食事とアルコールはほどほどに!水とお湯はフリーサービスなので高山病予防に効くコカ茶がおすすめ。
カフェ&スナックバー
医務室:常時医者と看護婦が 2人ずつ乗車し、高山病等の対応。各車両には酸素マスクも完備。

TV & VIDEO
フォルクローレ音楽のバンド生演奏
バイリンガルガイド:英、西、仏、伊語などで車窓の景色はもちろん、サルタと列車の歴史、インディヘナ(先住民)の人々の暮らしや信仰についてもふれてくれる。
郵便局・国内&国際電話

(列車データ)
列車編成:電気機関車 10 車両 
定員:640人収容
平均時速:35km/h

主な見どころ
Viaducto La Polvorilla (ポルボリージャ鉄橋)
「雲の上の列車」の愛称はこの橋を渡る時に実感するだろう。全長 224 メートル、地上 70 メートルのスケールの鉄橋の下には雲がかかることもある。橋の総重量は 1,600 トン、全体にゆるやかにカーブしており深い谷にまるで浮かぶように進む先頭車両を眺められる。 .標高 4,220 メートルの赤銅色の山肌と青空の下をはしる車窓は爽快だ。

サルタの駅を出発後、 4 つ目の停車駅 Campo Quijano は「アンデスの玄関口」と呼ばれ、この辺りから最初のアンデス山脈が見えてくる。車窓は Qubrada del Toro(雄牛の渓谷)のサボテンの緑と乾燥した大地のにおいが出迎えてくれる。6つ目の駅 Alisal の辺りで最初のジグザグが待ち構える。標高 2,000m を越えるあたりから周囲の山々の岩肌は長い時が作り上げてきた自然の造形物が眼前にひろがってくる。地元の人は「迷宮」、「インディアンの耳たぶ」や「チョコレートにひたした岩山」などと呼んでいる。岩山の地層を成すのは赤色は酸化鉄、青色は酸化銅、白色は石灰カルシウムなど。
10 番目の Puerta Tastil 駅はサルタからちょうど 100 キロメートル地点。この駅から16キロメートルのところには Santa Rosa 遺跡がある。列車は徐々に高度をあげるにつれトンネルや橋を通過する。13 番目の Diego del Almagro 駅では標高 3,500m に達する。雨季の列車の運行はここが折り返し地点になる。
進行方向左手に Nevado de Cachi 山(6,720m.)を眺めると列車を世界一高い場所にあるトンネル「 La Bomba 」(海抜 4,000m. )が行く手に待ち構えている。帰りに下車する San Antonio de los Cobres 駅のある銅鉱山の町を過ぎると機関車を後ろに付け替え、車両を押し上げて進んでいく。全行程で 1,300 回近くあるカーブに長い車両は蛇行しながら走る。 線路自体はチリ国境付近まで続くが、列車はポルボリージャ鉄橋で折り返す。長い橋の先にある展望台では土産物の売り子たちと橋の全景が出迎えてくれる。北部独特の味のあるポンチョ、タペストリーや陶芸品をインディヘナの人々と言葉を交わしながら眺めるのも楽しみのひとつ。
帰路の車内はフォルクローレ音楽のライブ演奏があり、まるでぺーニャのようになる。飛び入り参加歓迎のダンスやくじ引きなどに、一日がかりの高山列車の楽しみは尽きない。

さぁアルゼンチン最大の見どころのひとつ、「雲の上の列車」に乗り込む心の準備はできましたか? 

(夏の運行行程について)
サルタ出発 7:05  
ディエゴ・デ・アルマグロ駅停車(折り返し) 11:15 - 11:45  
帰路マウリー駅停車 13:30 - 17:30
サルタ到着 20:00
この他、サンタ・ロサ遺跡を見に行くなどトレッキングと送迎バスがセットになったオプショナルツアーもある。陽射しが強い場合に備え、日焼け止め対策と足元はすべりにくい靴を準備することをおすすめする。
その他のサルタ発終日ツアー:
*ウマウアカ渓谷の日帰りツアー。スペイン語の定期観光バス運行。専用英語ガイド同行も可能。
*カファヤテ日帰りツアー。同上。

ここをクリックしてください。   雲の上とパンパそして世界最果てをはしる列車たち(その 2)

CHUBUT - チュブト州 「オールド・パタゴニア・エクスプレス」

TROCHITA - トロチータの旅
オールド・パタゴニア・エキスプレスは別名 Trochita「小さな列車」の愛称で今も地元の人々、そして世界中から訪れる観光客に愛されている。
広大なパンパ(大平原)と山岳風景をひた走るこの列車の開通には、長い歳月と多くの人々の力と希望が注がれた。工事の大部分はつるはしやスコップといった人力に頼り、ダイナマイトは大石を砕くときにのみ使われた。 1945 年の開通式には蒸気の音が誇らしく響き渡り、村民の歓声がパンパの風に遠く運ばれたのだろう。当時、最大の輸送量を誇った頃は年間 25,000tもの羊毛や家畜がこの列車に揺られて旅をした。周辺住民の唯一の交通・輸送手段でもあったが、特に厳しい冬には雪に行く手を阻まれ何日もかかったことも。

La trochita tarda una eternidad, pero siempre llega.「トロチータは永遠と思えるほど時間がかかっても、必ずたどり着く」
などと言われたのはその名残りだろう。
80 年台後半の鉄道民営化の余波で、93 年に Jacobacci(ジャコバチ)駅と Maitén (マイテン)駅間が閉鎖になった。その後、現在は Maitén(マイテン)駅から Esquel (エスケル)駅までが運行されており、国家記念歴史財にも指定されている。(2003年復興予定)

 軌間わずか 75cm. は現存するうち世界一の最小幅、つまり客車内部も通常よりこじんまりしているのが特徴。車両部品等が特別で現在は製造されていないため、El Maitén 駅にある中央修理場では専門の修理工たちがメンテナンスのために働いている姿が見られる。
冬季には列車内のサラマンダーストーブに乗客自身が薪をくべて暖をとるなど素朴な列車旅だ。また 1kmごとに 30リットルの水を消耗するので停車駅ごとの給油が必須。その一回の最大貯水量は 10,000 リットルという !

機関車のレールを刻む振動に眠りを誘われて、時折平原に現れるグアナコやニャンドゥーの群れを見逃さないように。線路付近に現れ、列車通過直前になってまるでゲームをするかのごとく一斉に駆け出す姿が見られるかもしれない。

(列車データ)
機関車: 11 台のうち6機関車(蒸気&ディーゼル)が稼動
収容人数: 120
平均速度:時速 35 - 60km (急な場所は時速 5Km. (人の歩く速さ)にまで落とす)
    (通常運行) El Maitén - Esquel  片道 6- 7 時間、距離 165Km.
全駅: Esquel - El Maitén
    Leque, Mayoco, La Cancha, Nahuel Pan

*シーズン中は特別列車がエスケルからナウエル・パンへ運行
    (観光列車) El Maitén – Estación Nahuel Pan 距離15km 、往復約 2 時間半
ここをクリックしてください。   雲の上、パンパそして世界最果てをはしる列車たち(その 3)

ウシュアイア ~ティエラ・デル・フエゴ国立公園~
Tren del fin del mundo 「世界最果ての列車」
列車の出発を告げるブロンズの鐘が鳴らされ、ホームに笛の音が響く。汽笛がその合図に白い息を吐いて答えると、最果ての地の小さな汽車の旅がゆっくりとレールの上を滑り出す。
 
最果ての地の車窓と歴史
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからはるか 3,000Km. 以上南の果てへ、ここは世界最果ての町と名づけなれたウシュアイアにほど近い Tierra del Fuego (ティエラ・デル・フエゴ「火の大地」)国立公園だ。この公園内の一部を走る小さいながら本物の蒸気機関車は「世界の果て駅」と「 Tierra del Fuego 国立公園駅」の間をつなぐ最南端・最果ての観光列車だ。出発駅の駅舎はログづくりの合掌屋根で、中には広い待合室、カフェ&スナック、郵便局や土産物屋が揃っている。

この鉄道の歴史はとてもユニークで、1910 年に重罪犯の囚人を護送するためと暖房・建設用木材の輸送のために敷設された。その当時は全長 25km. あったが、現在の観光列車はこの線路跡を利用してつくられたものだ。周囲はレンガ(ブナの一種)、ニレ、コイウエなどパタゴニアを代表する樹木たち。それらは、囚人たちによる伐採の面影が自然のオブジェのようにたたずむ白い切り株に見られる。南緯 55 度。世界最南端の町を取り囲む地形は海抜いくらもないのに森林限界や氷河が間近かにあり、まるで高山にいるような錯覚を覚える。列車の速度は時速 15-30Km、のんびりと車内の英語とスペイン語のガイドに耳を傾けながら、世界最南端の車窓の不思議さに触れてみたい。

(列車データ)
機関車: 2 台(蒸気&ディーゼル)、 60 人収容
一周コース:1 時間 40分(往路約 50 分、復路約 25 分)/ 14Km.
停車駅: Fin del Mundial 世界の果て駅、Del Parque 国立公園駅、
途中駅 La Macarena マカレナ駅は、国立公園区域のすぐ手前にあり、ここで一時下車できる。
ここからは森と視界が良ければ Mt. Susana (スサナ山)の展望がのぞめる。遊歩道沿いに散策すると小さな滝や先住民ヤマナ族の住居を再現したティピーも見ることが出来る。

ここをクリックしてください。   バリローチェ歴史観光列車

リオ・ネグロ州のバリローチェ Av.12 de Octubre 駅からペリト・モレノ駅まで片道40キロ、2時間半の列車旅。
月・水・金曜日。11時バリローチェ出発、復路は18時バリローチェ到着。

車両タイプ:
機関車は1912年、スコットランドのグラスゴーのNorth British Locomotives 社製。121 号のマークは古き時代ブエノスアイレスからバリローチェまでの1,600キロの行程をつないだ名残りだ。20年代には世界でも最新鋭の列車のひとつだった。Trocha Ancha(広軌)1,676mm。最高時速は90キロも可能、機関車と最後尾車両は総重量1,200トンにまでたえることが出来る。
現在は観光列車として復活され、5つの木製の客車と共に古き良き時代のアンティーク感たっぷり。総収容 250人。食堂車、応接車には薪ストーブ。この121号には双子の客車があり、人気の的だ。アールデコ様式、マホガニーとヒマラヤスギ製で座席シートがひとつは赤、もう一方は緑色のコーデュロイ張りだ。
この他、671号は1910年イギリス・バーミンガム製、128号は1910年グロウセスター製。こちらは半世紀近く、エントレ・リオス州で人々の足として働いた。

車窓の景色:
パタゴニアの広大な平原に蒸気の雲を描き、汽笛を響かせる機関車。どこまでも続く平原と丘陵の風景にナウエル・ウワピ湖と雪を頂いた山脈がアクセントをつける。また、さびれた廃駅や Ñirihuau 川にかかる 吊り橋が見える。終着のペリト・モレノ駅は小さなロス・フンコス湖のすぐ近く。ハイキングや乗馬も楽しめるほか、ここの駅ではパリージャ(アルゼンチン・パーべキュー)の昼食をとることも出来る。